2010年2月26日金曜日

64bit Windows7 の使い心地

 64bit版のWindowsが出て、Windowsは3代目になるのですが、世の中のソフトウェアがなかなか64bit対応になっていない。MacOS Xはいつの間にか64bitになっているのに、Windowsは適応が遅い。きっと32bit版と64bit版と分けてOSを提供しているからだろう。ダイナミックライブラリも32bit用のものがとりあえず64bitで使えるようなしくみにしてあったり、どちらを使っているのか気にしないでもとりあえず動くようになっていると64bit化が進行すると思うのですが、実際はいろいろストレスを感じる。
 Ruby on Railsを64bit版のRuby 1.9.1で動かそうとしたのですが、拡張ライブラリが64bit版のライブラリが提供されていない。sqlite3-rubyのプラットフォームx64-mswin64_80対応がない。結局Railsは使えず。まあ、32bit版のRubyを入れ直せばいいのですが、64bit阪のライブラリを探したのは無駄になってしまった。くじける。
 Macintoshだとほとんどこのあたりの苦労はすることはないのにWindowsは、新しいOSがでるごとに面倒なことをしなくてはいけない。それが楽しい人が多いのでしょうが、その人達の力が結集されるようになっていないのが残念に感じる。
 まあ、Windows 7はVistaと比べてもよくなっている。Unix系文化をそもそも捨てて使い込んでいけば結構いいのかもしれない。操作性の点でもWindowの枠を上に持っていくと全画面になったり、横にもっていくと半分になったりといったアクションはセンスがいい。Ubuntuはなんでもできそうだが、センスを感じることがない。
 MSDNのアカデミックアライアンスのライセンスでほぼ無料でWindows 7が使えるので、2万円ちょいで立派なマシンができたわけで、コストパフォーマンスは抜群。文句をいうことなどないのかもしれない。

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