無線LANがこれくらい普及してくると、近所同士干渉が馬鹿にならなくなってくる。無線LANのアクセスポイントをみると、多いときは10箇所ぐらい見えたりする。そんな感じだと当然干渉して性能も落ちるわけです。802.11nだと2チャンネルを使ったりするわけで、もっと干渉の確率が高くなる。
実際300Mbpsのモードで利用していたら、どうも接続が不安定だったり、性能もぜんぜん出なくなったりする。150Mbpsだとすこしは安定している。高価な無線ルータを買ってもなんのメリットもないので、ちょっとがっかり。
5GHzの802.11aも試したが、2階と1階ではだめみたいし、11nで5GHzと2.4GHzの両方を利用するように設定すると、切り替えが不安定で、これはぜんぜんダメ。
実は無線が不安定だったので、PLCで2階と1階をつないでいるんだけど、こちらはさらに不安定で性能が出ない。やはりACアダプタというか、ノイズを出しまくるスイッチング電源がどんどん性能を出せなくしていく。これもやっぱり使い物にならない。
ということで、2階と1階はやはりEthernetケーブルでつなぐことにした。壁の中のパイプにCategory6のケーブルを通すことにした。モジュラーコンセントが必要で、これはPanasonic電工のぐっとすシリーズのNR3170Wを購入。これけっこう高い。でも、やる限りはしっかりしておかないといけない。ぐっとすシリーズは名前のとおり、ぐっと押すだけで結線ができるもので、専用の工具を必要としない。これはいい。もっともパイプの中に線を通すための導線ワイヤーは必要なので、これは大学の情報センターから借りた。
本来はすべての部屋の配線をしたいが、HUBを壁の中の入れることができないのと、電話とTVアンテナのパイプの系列があるのだが、それが同じところにきていない。両方を使えばすべての部屋にコンセントを配置できるだが、それはできない。とりあえず、1階と2階の1箇所だけをつなぐことにする。1階にアクセスポイントをもってくれば、1階の無線環境はよくなるはずだ。いざとなれば、線を這わせればいい。
ということで、明日の午後にでも工事。午前中は入試の仕事...